岡山の医療ニュースピックアップ
 地域医療を志す医師の配置などを担う「県地域医療支援センター」の設立準備会が27日、岡山市内で開かれ、県を運営主体とするセンターを2月7日に立ち上げ、医師不足の地域やへき地の医療環境を改善していくことを決めた。懸案の実務を取り仕切る専任医は決まっておらず、募集を続けるとともに県内の医療関係者との...
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メディカ
岡山医療健康ガイド「メディカ」について
「活力の源? 患者さんが元気に退院してくれることです」と笑う村上内科部長。日々、気持ちを新たにして治療に当たると言う
(32)心臓カテーテル・ステント療法 岡山ハートクリニック 村上正明内科部長(46)
 心臓に張り付いた冠動脈は、血液ポンプの心臓自身に酸素や栄養分を送るライフラインである。 動脈硬化で冠動脈が狭まれば供給不足となり、狭心症や心筋梗塞を引き起こすことがある。この虚血性心疾患の患者を救う村上の武器が、直径約2ミリの管カテーテルと微小なステント(金網状の筒)だ。 治療は、壁面が崩れて通行が難しいトンネルの復旧を思わせる。 カテーテルを手首の血管から70〜80センチ向こうの患部に挿入...



顕微鏡下で行われる内頸動脈内膜剥離術
脳卒中 倉敷中央病院
24時間体制で患者受け入れ地域の医療機関と連携、情報共有 がん、心臓病に次いで日本人の死因3位の脳卒中。死に至らずとも重篤な障害が残ったり、寝たきりになる恐れも否めない。岡山県西部の急性期基幹病院である倉敷中央病院(1151床)は、2005年から脳卒中科を設け、24時間体制で患者を受け入れている。06年には倉敷市内と周辺の医療機関とともに「くらしき脳卒中地域連携の会」を立ち上げた。患者の治療計...



顎矯正手術症例の年齢分布
外科矯正 かみ合わせや口元が改善
 顎の変形に伴い、歯のかみ合わせがずれ、顔面にゆがみを来す顎がく変形症。「通常は小学高学年から症状が顕著化し、成長の止まる10代後半以降に行うのが顎矯正手術。60代でも施術でき、かみ合わせや口元が改善される」と、岡山大学病院口腔こうくう外科(病態系)の西山明慶講師は語る。 顎変形症は、顎骨の大きさ、形態、位置の異常により、下顎前突ぜんとつ(受け口)、上顎前突(出っ歯)、前歯が開いた開咬かいこう...



横山勝道主任医長
変形性膝関節症の手術 岡山旭東病院整形外科 横山勝道主任医長
 変形性膝(しつ)関節症の手術治療は、関節温存手術と人工関節手術に分けられます。 関節温存手術の最も簡単な方法は関節鏡手術です。この方法は 関節内をカメラで観察することによって 正確な診断を行い、同時に 関節内の炎症によって増殖した 滑膜切除等の治療も行います。短期 入院(多くは1泊2日)が必要で、軽症の 方が対象です。 次は高位脛(けい)骨骨切り術です。聞き慣れない方法とは思いますが歴史のあ...



睡眠時無呼吸、持続陽圧呼吸療法
笠岡第一病院3医師に聞く
 高齢化が一因に挙げられ、合併症も懸念される「褥瘡(じょくそう)(床擦れ)」「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」。その症状や治療法のほか、患者が増加する「人工透析」について、笠岡第一病院(笠岡市横島)の岡博昭副院長(形成外科)、米山浩英呼吸器内科診療部長、原田和博付属診療所長(内科)に聞いた。褥  瘡 骨突出部の皮膚が圧迫されて血行が悪くなり、組織が壊死(えし)する。寝たきりのお年寄りらによく見ら...



冷えを予防しよう(入浴編) ぬるめの湯で半身浴を
 前回(昨年12月19日付メディカ)に続いて冷え予防法を紹介する。今回は入浴編。岡山県南部健康づくりセンター(岡山市北区平田)の保健師後藤礼子さんに入浴の効果や留意点を聞いた。□ 入浴の一般的な効果として、(1)温熱効果(2)静水圧(静止している水中で働く圧力)効果(3)浮力・粘性効果(4)リラックス効果(5)清潔感(6)1人の解放感―が挙げられる=図参照。 末梢(まっしょう)の血管を広げ、温ま...



裂肛悪循環のメカニズム
(下)裂肛 チクバ病院・鈴木健夫医局長
 裂肛(キレ痔)は、痔核(じかく)(イボ痔)、痔瘻(じろう)(アナ痔)に次ぐ、肛門3大疾患の一つで、肛門の内側にできる切り傷のことです。一般的には便秘の方、下痢で頻回にトイレに行く方に多く、赤ちゃんからお年寄りまで老若男女を問わず起こる病気です。 症状は、排便時の肛門部痛、出血が主なもので、時にイボ(肛門ポリープなど)を伴い脱出症状を認めたり、肛門が狭くなることもあります。病態  裂肛ができる...



気管支鏡を手にする岡山労災病院の藤本部長。末梢部の病変はエックス線で確認しながら慎重に操作しなければならない
肺がん(下)気管支鏡検査 岡山労災病院
 周囲の臓器に浸潤したり、リンパ節に転移した進行肺がんに対し、岡山大学病院(岡山市北区鹿田町)は化学療法と放射線療法を同時併用した後に手術する集学的治療で成果を上げている。国内トップレベルの肺移植の技術と経験を生かし、患者の体外に取り出した肺から腫瘍を摘出して戻す「自家肺移植」も成功させた。確定診断をつけるための第一選択となる気管支鏡検査については、岡山労災病院(岡山市南区築港緑町)の取り組み...



導入療法 岡山大学病院
 岡山大学病院でも早期がんに対しては、肺の切除量を小さくする縮小手術や、切開部を小さくする胸腔鏡(きょうくうきょう)手術を積極的に行っている。しかし、専門診療科の集学的治療が真価を発揮するのは進行がんに対する根治手術だ。 非小細胞肺がんのうち、隣接する椎体や血管、神経などに浸潤している局所進行がん、原発病巣と同じ側の縦隔リンパ節に転移しているがんが対象になる。抗がん剤による化学療法と放射線療法...



(下)徐脈性不整脈
 心臓が1分間に拍動する回数を心拍数と言います。一般的には50回から100回の間が正常と言われていますが、心拍数が40回程度しかなくても何の問題もない人もいます。 しかし健康な生活ができないほど心拍数が減少している場合を徐脈性不整脈と言います。 徐脈になると脳に流れる血液量が少なくなり、ふらつきや失神を来すことがあります。そのような明らかな症状がなくとも心機能が低下することがあります。徐脈の機...



心臓手術を行う松本医師(中央)=津山中央病院提供
心臓病 津山中央病院
 津山、美作、真庭市などはもとより、兵庫県の一部もカバーする医療拠点・津山中央病院。岡山県北部で唯一の救命救急センターがあり、致死率の高い心臓病治療にも、チーム医療で24時間対応している。症状  胸が締め付けられる▽左肩が痛む▽冷や汗が出る―などの症状を感じたら、虚血性心疾患が疑われる。冠動脈(心臓を動かす心筋に酸素と栄養を送る動脈)が狭くなる狭心症、血管が詰まって心筋が壊死(えし)する心筋梗塞の...



(20) 避妊 川崎医大産婦人科学教授 下屋浩一郎
 10歳で月経が開始して50歳で閉経を迎えるとすると約40年間女性は月経周期を有する、すなわち妊娠の可能性があることになります。お二人出産されるとすると妊娠の準備期間・妊娠期間・授乳期間等は長く見積もっても5年間で、残りの35年間女性は避妊を考慮しなければならないことになります。 一方、女性が望まない妊娠をした場合には人工妊娠中絶を選択する必要が生じます。人工妊娠中絶は「人工的手段で意図的に妊...



(4)子宮筋腫 妊娠前に見つけ治療を
 子宮筋腫(以下、筋腫)はありふれた疾患で、20〜40%の女性に発見されます。症状としては腹部腫瘤(しゅりゅう)、過多月経、月経痛、貧血、圧迫症状(頻尿、便秘、腰痛)などがあります。筋腫は子宮のどの部位にできるかによって、症状の出方が大きく異なります。子宮の外にできる漿膜(しょうまく)下筋腫は症状が少ないですが、筋層内筋腫や粘膜下筋腫では症状が出ます=図参照。特に粘膜下筋腫は、小さくても強く症...



岡山県健康推進課長 則安俊昭
(9) 岡山県の肝炎対策 岡山県健康推進課長 則安俊昭
 岡山県では全国の割合に比べ、がんで亡くなる方は少ないのですが、肝がんだけで見ると全国より多くなっています。肝がんの主な原因となるウイルス性肝炎への対策は、岡山県の課題の一つです。 現在、全国でウイルス性肝炎対策の体制整備が進められています。岡山県では、全国に先駆けて岡山大学病院を肝疾患診療の拠点病院に、また、身近な医療機関で的確にウイルス性肝炎の診療を受けられるよう、108医療機関(1日現在...



(下) 脚力を強くする運動
 前回(11月21日付メディカ)に続き、岡山済生会総合病院(岡山市北区伊福町)リハビリテーションセンターの理学療法士に高齢者の転倒予防について聞いた。今回は脚力を強くする運動がテーマ。 骨盤より下方にあり主に股関節や膝関節、足関節を動かすための筋肉には、腸腰筋、大腿(だいたい)四頭筋、前脛骨(けいこつ)筋、大殿筋、大腿二頭筋、下腿三頭筋などがある。「これらを鍛えれば転倒予防の一助になる。筋力の...



岡山市がん対策推進条例を生かすには
 高齢化を背景に、今や日本人の2人に1人が患う「がん」。がん対策基本法の制定など国全体でがん医療の充実が図られる中、岡山市では昨年4月、議員提案による「市がん対策推進条例」が全国の政令市で初めて施行された。10月には学識経験者や患者らでつくる専門組織での具体策の審議も始まり、市の今後の取り組みに注目が集まる。--------------------------------------条例の概要予防から在宅療養まで網羅 岡山市がん対...
連載
生体肝移植を機に准看護師になり、壁を乗り越えながら働いている豊田由美さん。私たち移植患者みんなが勇気づけられる=公立みつぎ総合病院
55 見えない壁
 「風邪をひいたのかしら…」  1999年7月9日、当時29歳だった豊田由美さんは尾道市内の自宅玄...



学生に講義をする内富教授(右端)。若い世代への教育が医療を変える大きな原動力になると思っている
第7部 あすへつなぐ (8) 心のケア
 患者は「不安」を抱え生きている。がんの場合はなおさらだ。告知、余命宣告、再発の恐れ…。人生を大き...



 やまもと・やすひさ 1955年岡山大医学部卒。同学部付属病院総病棟医長を経て77年におおもと病院を開設、院長就任。2007年から理事長・名誉院長。日本乳癌学会乳腺専門医。日本対がん協会会長表彰、山陽新聞賞、保健文化賞など受賞。
第23回 乳がん おおもと病院 山本泰久理事長・名誉院長
 乳がんを早期発見する検査法、根治を目指す治療法は日進月歩。おおもと病院(岡山市北区大元)の山本...
過去の連載
第27回 きのこエスポアール病院
 五人の常勤医が鑑別診断する。看護師、介護士、作業療法士...



2 呼吸困難
 一歳七カ月の女の子。前日から少し熱(三七・八度)があり...



第6回 癌研究会病院長 梶谷鐶 
 昭和五十(一九七五)年十一月一日、岡山市、衛生会館三木...



第1回 ペストと闘う 秦佐八郎
 明治の初め、中四国唯一の医学教育の場があった岡山は多く...



第11回 国立岡山病院院長 山内逸郎
 昭和二十七(一九五二)年、国立岡山病院小児科医長として...
心臓カテーテル・ステント療法 岡山ハートクリニック
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病院情報
慈圭病院
慈圭病院
「わが子でも安心して任...



心臓病センター榊原病院
心臓病センター榊原病院
心臓血管外科・循環器内...



松田病院
松田病院
外科は消化器・肝胆膵領...



岡山旭東病院
岡山旭東病院
脳神経外科、整形外科、神...



脳神経センター大田記念病院
脳神経センター大田記念病院
脳卒中と脳血管疾患の専...



万成病院
万成病院
560床の大規模精神科病...



倉敷中央病院
倉敷中央病院
心臓病、脳疾患をはじめ、...



旭川荘療育センター児童院
旭川荘療育センター児童院
重症心身障害のある人た...



岡山ハートクリニック
岡山ハートクリニック
5人の医師が全員循環器...



岡山労災病院
岡山労災病院
開院以来、県東部の耐火...



笠岡第一病院
笠岡第一病院
質の高い地域医療と専門...



倉敷広済病院
倉敷広済病院
入院から在宅まで地域密...



おおもと病院
おおもと病院
乳腺系外科疾患、消化器...



光生病院
光生病院
24時間急患受け入れに対...



岡山大学病院
岡山大学病院
臓器移植、小児心臓外科...



チクバ外科胃腸科肛門科病院
チクバ外科胃腸科肛門科病院
大腸肛門領域の専門病院...



川崎医大川崎病院
川崎医大川崎病院
この度、川崎医科大学の...



岡山済生会総合病院
岡山済生会総合病院
当院は「あらゆる人々に...



岡山赤十字病院
岡山赤十字病院
当院は、地域の中核病院...



川崎医大附属病院
川崎医大附属病院
1.安全で専門的かつ最...



旭川荘療育センター療育園
旭川荘療育センター療育園
肢体や心身に障害をもつ...