
岡山県では全国の割合に比べ、がんで亡くなる方は少ないのですが、肝がんだけで見ると全国より多くなっています。肝がんの主な原因となるウイルス性肝炎への対策は、岡山県の課題の一つです。
現在、全国でウイルス性肝炎対策の体制整備が進められています。岡山県では、全国に先駆けて岡山大学病院を肝疾患診療の拠点病院に、また、身近な医療機関で的確にウイルス性肝炎の診療を受けられるよう、108医療機関(1日現在)を専門医療機関として認定しています。これらの医療機関が円滑に連携できるよう、体制整備も行っています。
岡山大学病院には、医療関係者への肝疾患診療に関する最新の情報提供や研修会の開催、また、病院内に肝炎相談センター(086―235―6851、月・水・木曜日の午後2時~4時半)を開設して、県民の皆さまからの肝炎に関する医療相談なども行っていただいています。
肝炎ウイルスは、感染していても自覚症状がないことが多く、気付いていない方が大勢おられます。また、感染していることを知りながら治療を受けていない方もおられます。ウイルス性肝炎は、治療をしないで放置すると、肝がんや肝硬変など重症になる可能性が高い病気です。しかし適切に治療すれば、治癒させたり、病気の進行を遅らせたりすることができます。
肝炎ウイルス検査を一度も受けたことがない方は、ぜひとも検査を受けていただきたいと思います。市町村や職場の健診などで検査を受ける機会のない方は、保健所や肝炎専門医療機関で検査を受けることができます。どこで検査を受けられるか分からない方は、遠慮なく最寄りの保健所へご相談ください。
ウイルス性肝炎の治療法は、日進月歩です。過去に医療機関で「肝炎ウイルスが体の中にいるが、安定しているから通院不要」などの説明を受けた方も、1年以上受診していないような場合は、ぜひとも肝炎専門医療機関を受診してください。
有効な治療を受けやすくするために、インターフェロン治療やB型肝炎に対する核酸アナログ製剤治療の医療費の助成も行っています。助成制度の詳細は、主治医の先生や保健所へお尋ねください。
岡山県は2011年度、肝炎対策を皆さんによく知っていただいて効果的に進めるために、県肝炎対策計画を策定しました。この計画に明記していますが11年度、市町村の保健師、医療機関の従事者、検診機関や企業の健康管理担当者らを対象に「地域肝炎対策サポーター」を新たに育成します。肝炎ウイルス検査の意義、ウイルスの持続感染から慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進行する病態、肝炎治療の必要性と有効性、治療費の助成制度などについて研修を受けていただき、同サポーターとして、治療の必要な方に専門医療機関への受診勧奨を的確に行っていただく体制をつくります。
また、患者さん自身に、ウイルス性肝炎のことを十分理解した上で治療していただくため、その病態や治療法などの情報を盛り込んだ肝炎患者支援手帳を作成し、地域肝炎対策サポーターや協力医療機関などで必要な方に配布しています。これらにより、岡山県の重要課題であるウイルス性肝炎の対策を着実に進めていきます。
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健康、予防、予後 |
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岡山大学病院 則安俊昭 肝がん撲滅 |
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(9) 岡山県の肝炎対策 岡山県健康推進課長 則安俊昭 
(8)整形外科医の立場から 岡山済生会総合病院整形外科医長 近藤秀則 
(7)肝炎の母子感染予防策 岡山大大学院医歯薬学総合研究科 産科・婦人科学教授 平松祐司 
(6)外科手術と肝移植 天和会松田病院院長 松田忠和 
(5)肝炎ウイルスキャリアーの動向 川崎医大肝胆膵内科学教授 日野啓輔 
(4)一次専門医療機関の役割 川口メディカルクリニック院長 川口光彦 
(3)C型肝炎と二次医療機関の役割 倉敷中央病院消化器内科部長 下村宏之 
(2)進歩したB型肝炎治療 岡山赤十字病院肝臓内科部長・小橋春彦 
肝炎対策と拠点病院の役割 (1) 岡山大大学院医歯薬学総合研究科消化器・肝臓内科学教授 山本和秀 
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院長室から
病院長
槇野博史
高度な医療をやさしく提供 |
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ナースセンターから
副病院長・看護部長
保科英子
社会の期待に応えたい |
http://www.hsc.okayama-u.ac.jp/hos/

岡山市北区鹿田町2-5-1

086-223-7151

岡山駅バスターミナルから「12」・「22」・「52」系統の岡電バス又は 「(大学病院経由)新岡山港」行きの両備バスで7分「大学病院前」下車。
岡山駅タクシー乗り場からタクシーで約5~10分。
岡山駅前から「清輝橋」行き路面電車で12分「清輝橋」下車西へ徒歩5~10分。




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