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| かかりつけ医と共同の医療を目指す因島医師会病院 |
対岸に生口島を望む高台に立つ。尾道市因島地区を中心に瀬戸田地区、愛媛県上島町などから一日平均約二百十人の外来患者が訪れる。高石雅敏院長(59)は「医療の中心は患者。住民のニーズに応える医療を目指している」と話す。
一九八二年、旧因島市と周辺地域に高度の医療を提供し、地域を支える病院を目指し、因島市医師会病院として開設。二〇〇六年、尾道市との合併に伴い現在の名称に。地域のかかりつけ医と共同した医療を行ってきた。
因島地区の高齢化率(七月末)は32・6%と市全体の28・5%を上回っており、高齢者の退院後の生活支援に重点を置く。介護保険導入に対応し二〇〇〇年、在宅ケアセンターを併設。ケアマネジャー、かかりつけ医、担当医、看護師らがヘルパーやデイケアなどのケア内容を検討する。
今年五月には、市内初の小規模多機能型居宅介護事業所「介護支援ホーム因島医師会」が業務開始。通いと宿泊、訪問サービスを組み合わせ、二十四時間、三百六十五日サポートする。
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高石雅敏
院長 |
また、脳卒中や転倒による骨折の患者が多いことから、リハビリのスタッフも充実。理学療法士九人、作業療法士六人、言語療法士四人がいる。
診療面では、今年四月に消化器の専門医を迎え、胃カメラ、大腸ファイバーを使った内視鏡治療が本格的に行えるようになった。超音波検査は最新の機器を昨年四月に導入。内臓や甲状腺、乳がん、心臓などの病気の診断に威力を発揮する。
人間ドックなどの健康診断、無料糖尿病教室といった健康教育にも力を入れる。高石院長は「医師の確保が難しい時代だが、できれば医師を増やして医療の質をさらに高めていきたい」としている。 (青木歓克)
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