インフルエンザ感染が県内で急速に拡大し、県は26日、昨年12月から全域に出していたインフルエンザ注意報を警報に切り替えた。発令を始めた2000年度以降、2年ぶり7回目。寒く乾燥した気候が今後も予想され、感染予防の徹底を呼び掛けている。
定点調査している84医療機関の1施設当たりの平均患者数が最新(16〜22日)で33・18人と、警報発令基準の30人を超えた。前週(13・71人)から2・4倍と激増。患者の7割以上を14歳以下が占め、冬休み明けの児童生徒らの間で流行が加速したことが要因とみられる。
保健所別の患者数では、備中(49・92人)倉敷市(45・06人)岡山市(30・91人)―の順。全7保健所で増えた。
今シーズンの患者数累計は7012人、入院は定点調査している5医療機関で37人。ウイルスは、検査した32件(25日現在)の大半が季節性のA香港型で、新型はなかった。
学校園でもインフルエンザとみられる集団風邪が急増。県への報告では、25日現在で計306校園5443人と、昨年同期(104校園1466人)の約3倍に上る。
乾燥した気候や暖房の影響で、のどの粘膜の防御機能が低下し、感染を招くとされる。乾燥注意報は今月計5日出され、厳しい冷え込みも続く見込み。県健康推進課は「県内ほぼ全域で流行が拡大している。うがい、手洗いを今まで以上に徹底し、感染の疑いがある場合は早めに受診して」と呼び掛けている。
24校園で集団風邪
県などは26日、24校園でインフルエンザとみられる集団風邪が発生したと発表した。患者数は計366人。最長で30日まで休園、学年・学級閉鎖する。
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